2026年9月8日火曜日

UR賃貸と公営住宅は同じ団地じゃない? 第1回「募集方法の違い」

団地とリノベーションに詳しい建築家/不動産屋の吉永です。

9月1日の「踊る!さんま御殿!!」では、「団地で育った有名人」が取り上げられていました。数々の「団地あるある」をおもしろく見ていたのですが、いくつか「おや?」と思うところもありました。というのも、紹介されていた話の中には、「これは公営住宅ではあるけれど、UR賃貸住宅ではありえないな」と思うものがあったからです。

大阪府営(公営)古江台団地


UR賃貸住宅 新千里北町団地

UR賃貸住宅は、日本住宅公団が運営していた時代には「公団住宅」と呼ばれていました。「公団」という名前のため、現在の公営住宅と混同されることがあります。しかし、同じ「団地」と呼ばれる住宅でも、その目的や入居者、募集方法、運営の仕組みなどには大きな違いがあります。

そこで今回から何回かに分けて、「公営住宅とUR賃貸住宅は何が違うのか」を、できるだけわかりやすく紹介していきたいと思います。

まずは「募集方法」の違いについて。
「踊る!さんま御殿!!」を見ていて最初に気になったのが、UR賃貸住宅の空き家募集は、基本的に抽選ではないということです。

現在のUR賃貸住宅は、全国約70万戸のほとんどが、抽選なしの先着順で受け付けられています。新築物件など、一部には抽選で募集される住宅もあります。

一方、公営住宅は、自治体によって募集方法は異なりますが、応募者が募集戸数を上回る場合には抽選となるケースが一般的です。

実は、かつての公団住宅も、人気の高い団地では高倍率の抽選が行われていました。そのため、今でも「公団住宅=抽選」というイメージを持っている方がいるのかもしれません。

しかし、今現在、「抽選で当たる気がしないからURは選択肢に入らない」と考えてしまうのは、ちょっともったいないのです。

現在のUR賃貸住宅は、空き家が出れば基本的に先着順で申し込むことができます。特に駅に近いなど人気の高い団地では、空き家がなかなか出ないこともあります。それでも、希望する団地が決まっているのであれば、募集状況をこまめに確認して、希望する住戸が出てくるのを待つという方法があります。

団地不動産では、「UR賃貸入居サポートサービス」として、お客様に代わって物件の募集状況を確認し、ご希望に合うお部屋が募集に出された場合には、代理で仮予約を行っています。

「この団地に住みたい」という希望がある方は、ぜひご相談ください。

■お問い合わせ先 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 お問い合わせフォームはこちら→

2026年9月2日水曜日

講演会のお知らせ|MCEI大阪で団地の魅力についてお話しします

団地とリノベーションに詳しい建築家/不動産屋の吉永です。

団地とリノベーションに詳しい建築家・不動産業の吉永です。

来週9月10日、MCEI大阪の定例会で、団地についてお話しすることになりました。

MCEIは、マーケティングを学ぶ方々の支援や交流を行っている組織です。

今回お話しするのは、「団地は実は暮らしやすい」ということ。

老朽化や高齢化など、何かとネガティブなイメージを持たれがちな団地ですが、実際に団地を訪ねてみると、緑の多さや住戸のつくり、駅や商業施設との関係など、現在の住まいにも参考になる魅力がたくさんあります。

そして近年では、団地を住まいとして選ぶ若い世代も増えています。

今回は、団地愛好家としての視点、団地リノベーションを手掛ける建築家としての視点、そして団地不動産を運営する不動産業者としての視点から、なぜ今、団地が選ばれているのかをお話しします。

「団地にはあまり興味がない」という方にこそ、ぜひ聞いていただきたいと思っています。

住まいについて考えるとき、団地は最初から選択肢から外されてしまうことが少なくありません。でも、少し見方を変えるだけで、団地は意外と面白く、暮らしやすい住まいです。

マーケティングや住まい、まちづくりに関心のある方はもちろん、「団地って実際どうなの?」と少しでも気になった方は、ぜひこの機会にお越しください。

会員以外の方も参加できるとのことです。

9月10日、会場でお待ちしています。

日時、会場、参加費などの詳細については、下記のリンクをご覧ください。




■お問い合わせ先 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 お問い合わせフォームはこちら→

2026年8月25日火曜日

URからURへの住み替えはお得?知っておきたい3つのメリット|連載:UR賃貸が選ばれる理由

団地とリノベーションに詳しい建築家/不動産屋の吉永です。

先日、とあるUR賃貸のお部屋をお客様にご紹介しました。実は同じ団地内に、ほかにも気になるお部屋があり、どちらにするか迷われていたそうです。

このように、気になるお部屋を何件か内覧したものの、なかなか一つに絞り切れない……ということはよくあります。そんなとき私は、「住み替えが比較的しやすいのもURの良いところです。まずは今回選んだお部屋に住んでみて、やっぱり同じ団地の別のお部屋に住みたいと思ったら、そのときに引っ越せばいいですよ」とお話しすることがあります。



URからURへの住み替えには、一般の賃貸住宅にはないメリットがあります。

1.礼金・仲介手数料がなく、保証人も不要
そもそもUR賃貸は、礼金や仲介手数料がかかりません。また、契約時に保証人も必要ありません。
民間賃貸から別の民間賃貸へ引っ越す場合には、引っ越すたびにこうした費用や手続きが発生しますが、URならその負担がありません。

2.今の部屋の「敷金」を次のURに引き継げる
URからURへ住み替える場合、現在の住まいの敷金から修理費負担額などを差し引いた残額を、新しいURの敷金に引き継ぐことができます。住み替え時に新たな敷金を一から用意しなくてもよいため、初期費用を抑えられます。

3.家賃が同額以下なら「収入確認書類」の提出を省略できる
現在住んでいるURよりも家賃が安い、または同額のURへ住み替える場合、所定の条件を満たせば、収入を確認する書類の提出を省略できます。

このように、URからURへの住み替えは、一般の賃貸住宅からの住み替えに比べて負担が少なくなる仕組みが用意されています。


例えば、新婚時にURへ入居し、子どもが生まれて家族が増えたら、もう少し広い部屋へ。さらに子どもが独立して夫婦二人になったら、今度はコンパクトな部屋へ――。このように、ライフスタイルの変化に合わせて住まいを変えていくことができます。

転勤が多いため、住み替えのしやすさを考えてURを選んでいるという方もいらっしゃいます。

「今はこの広さで十分だけれど、将来はどうなるかわからない」
「仕事や家族構成によって住み替えるかもしれない」

そんな方にとって、住み替えのしやすさもUR賃貸の隠れたメリットなのではないでしょうか。
将来の住み替えも視野に入れて賃貸住宅を探している方は、ぜひUR賃貸を選択肢に入れてみてください。

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2026年8月18日火曜日

「団地に住む」を仕事にしてきた理由

団地とリノベーションに詳しい建築家/不動産屋の吉永です。

設計事務所を紹介するサイト「SUVACO」に、吉永建築デザインスタジオの紹介記事を掲載していただきました。


子どもの頃の話から、団地を仕事の中心にするようになったきっかけ、これまでの活動など、これまでの歩みをじっくり紹介していただいています。

読んでみると、まるで「吉永60年史」のような内容になっています。普段のブログではあまり書いていない話もありますので、私がなぜ団地に惹かれ、団地を仕事にするようになったのか、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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2026年8月10日月曜日

夏季休業のお知らせ

以下の期間を夏季休業とさせていただきます。

2026年8月17日(月)~ 2026年8月23日(日)


休業期間中もメールでのお問い合わせは随時受け付けております。確認でき次第、順次ご返信させていただきますが、内容によっては、8月24日(月)以降のご連絡となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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