2018年10月6日土曜日

[再掲]年内、年度内に団地住まいを始めようと思っている方へ:団地を買う場合

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。
前回に続いて年内、年度内に団地に住もうと思っている方へのコラムの再掲です。


年内、年度内に団地住まいを始めようと思っている方へ
「団地なんて空き家ばっかりでしょ。買うにしても借りるにしてもすぐ見つかるよ」
「買ってリノベーションするにしても大掛かりに変えるつもりはないから大丈夫」
と思っていたら甘いよ!という話の続きです。



今回は分譲団地の場合、すなわち団地を買う場合。

団地は空き家ばっかりという認識をお持ちなら改めたほうがよいでしょう。
いざ買おうと思うと意外と空いていないものです。

「前に団地を見に行ったら人が住んでなさそうな家がたくさんあったよ」
という方もいると思います。
しかし、そのような団地であっても売り物件を探すと意外とありません。
物件情報と実際の団地で感じた実感とでは大きな差があります。

実はここが分譲団地の空き家問題の味噌で
「住んでいない」家はたくさんあるけどそのうち
「売りに出されていない」部屋が相当数団地にはあるのです。
「思い出があるので売りたくない」から「倉庫になっている」「めんどくさい」まで
売りに出さない理由はいろいろです。

このような理由で実感ほどは売り物件は出ていないのです。
のんびり構えていると入居までの購入リミットに間に合わないことがあるので注意です。

また、買ってリノベーションをすることを考えている人はさらに
注意すべきことがあります。それは次回お話しましょう。





■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org

2018年9月29日土曜日

[再掲]年内、年度内に団地住まいを始めようと思っている方へ:賃貸の場合

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

年内、年度内の転居先をお探しの方からお問い合わせが増える季節がやってまいりました。
まだ動き出していない方に向けて昨年書いた記事を再掲します。



今年もいよいよあと二ヶ月ばかり、そして年度も後半に突入します。
新年や来年度に向けて新居について考え始める時期ではないかと思います。
中には団地に住み始めようと考えている方もいると思いますが、

「団地なんて空き家ばっかりでしょ。買うにしても借りるにしてもすぐ見つかるよ」
「買ってリノベーションするにしても大掛かりに変えるつもりはないから大丈夫」

と思っているあなた。急ぎましょう!その考えは甘いです。

なぜそうなのか?ではどうすればいいのか?について
賃貸の場合、分譲を買ってリノベーションをする場合で2回に渡ってお話しましょう。


まずは賃貸の団地の場合。

団地は空き家ばっかりと思っていると大間違いです。
まず、都市の中心部から歩いて通えるような位置にある団地は大抵満室で空いていません。
なぜなら人気が高いから。
多少古くても立地がよくて相場より家賃が安く
しかも民間の賃貸住宅に比べて安心できるとなれば人気があるのも当然です。

例えば大阪市の福島区にある鷺洲第二団地もそんな団地のひとつです。
いままで数組のお客さんをお世話しましたが2,3ヶ月は待たないと空きが出ません。
また人気が高いので空きが出ても競争が激しく一般の方が確保するのはとても大変です。


中心部から離れれば大丈夫ではないかと思われるかもしれません。
例えば千里ニュータウンの団地を調べると常時空きがあります。
しかし、最上階はいやとか駅に近いほうがいいなと思って
選び始めるとそのような条件のいい部屋はすでに埋まっていることが往々にしてあります。


つまり条件にピタリと合う団地を見つけるのには意外と時間がかかる。
だから探し始めるなら早いに越したことはない。
年内に見つけたい、ましてや引っ越したいとなれば今から探し始めた方がよいでしょう。
団地不動産がそのお手伝いをいたします。

団地不動産でお手伝いできることはこちら→


■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org

2018年9月17日月曜日

セミナーのお知らせ/団地を読み解く―戦後の理想的な住まい「団地」はいかに設計されたか

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

拙著『団地図解:地形・造成・ランドスケープ・住棟・間取りから読み解く設計思考 』を
テーマにしたセミナーが大阪市立住まい情報センターにて開催されます。
団地不動産代表の吉永が講師を務めます。
戦後の理想的な住まいとしてつくられた団地がいかに設計されたかを、
当時の資料やインタビューを元に解き明かします。
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団地を読み解く―戦後の理想的な住まい「団地」はいかに設計されたか
日時:2018年11月23日(金・祝)14:00~16:00
場所:大阪市立住まい情報センター3階ホール
定員:100名(先着順) 
講師:吉永 健一 (一級建築士、団地不動産)
参加費:無料
参加申し込みなどくわしくはこちら↓
『団地を読み解く―戦後の理想的な住まい「団地」はいかに設計されたか』

2018年9月9日日曜日

奈良の団地をめぐる『団地ツアー~公団住宅の魅力に迫る~』10月6日、11月10日

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

奈良で開催する『団地ツアー~公団住宅の魅力に迫る~』があとひと月となりました。
参加の申し込みと詳細はこちら→『団地ツアー~公団住宅の魅力に迫る~』


奈良市観光協会のご協力で実現したこのツアー、
もちろん団地不動産代表であり『団地図解』の著者の吉永がツアーアテンダントを勤めます。

周るのは中登美団地と平城第二団地。

中登美団地では丘陵地形をいかにいかして建物を建てているかがポイントです。
その設計の妙を解説します。


テラスハウスのエリアも訪れます。
テラスハウスなんてあったけ?と思われる方がいても
不思議ではないくらい増築改築されているのでこれはこれで一見の価値があります。


リノベーションされたモデルルームを内覧する予定です。
私もお部屋に入るのは初めてなので楽しみです。


平城第2団地は『団地図解』を書いている折に聞いた
設計を担当していた公団OBに話を披露したいと思います。
どんな工夫や苦労、どんな思いで設計をしたか。
何回も来たことがある人も新鮮な目で眺められるのではと思います。


お部屋と集会室を内覧します。
集会室は普段はフラッと入れないのでツアーの参加者にとっては貴重な機会です。


参加の申し込みと詳細はこちら→『団地ツアー~公団住宅の魅力に迫る~』
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『団地ツアー~公団住宅の魅力に迫る~』
*開催日時 10月6日(土)・11月10日(土)13:00~17:00
※両企画とも同じ内容になります。
*料金 3,600円(団地間移動時タクシー代・講師料・会場使用料を含む)
*行程 中登美団地→平城第2団地 それぞれ室内の見学もあり
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2018年9月8日土曜日

【再掲】団地は大きな地震でも大丈夫か?

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

北海道胆振東部地震において被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

ここ数日、Yahoo!知恵袋などを見ると
団地は大地震でも大丈夫なのかという質問を多く見かけるようになりました。
そこでUR賃貸の耐震性について以前に書いた記事を一部再掲します。
UR賃貸住宅ホームページの情報を元に紹介します。


●阪神淡路大震災と東日本大震災の折のUR賃貸住宅の被害はどの程度だったのでしょう。

UR賃貸住宅のホームページでは以下のように紹介されています。
平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災では最大で震度7の大規模地震を経験しましたが、UR賃貸住宅では、住宅階に大きな被害を受けた事例はなく、ごく一部の棟でピロティ階の柱の破壊が見られたものの、人命に係る被害はありませんでした。また、平成23年3月に東日本大震災が発生しましたが、住宅階及びピロティ階ともに大きな被害を受けた事例はありませんでした。

古い団地であっても大丈夫だった理由については

旧耐震基準で建設したUR賃貸住宅においても、大震災時にも大きな被害を受けなかったのは、旧耐震基準上必要とされる耐震性を確保していることに加えて、1戸1戸の住宅の境に耐震上有効な壁が規則的に配置されていることによって、安全上の余力があったためと考えられています。
※以上元ページはこちら→




UR賃貸以外の団地では事情が異なりますが
阪神淡路大震災の折は「団地」と聞いてイメージする
5階建ての四角い団地はUR以外でも大きな被害は受けなかったと聞いています。
今お住まいの団地の耐震性については事業主に問い合わせてみてください。
以上参考になりましたら幸いです。

そのほかご不明な点は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org