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2019年9月9日月曜日

千里ニュータウンのUR団地はどこまで建て替えられるか

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

先日の日経新聞に千里ニュータウンのUR賃貸についての記事が掲載されていました。
『大阪・千里ニュータウン55年目の若返り 全面建て替え』日経新聞より


記事のタイトルだけ読むと千里ニュータウンのUR全建て替えの印象を受けそうですが、
全面建て替えは千里津雲台団地と千里高野台団地だけで、
それ以外については高層で耐震強度に問題がある数棟が対象とのこと。

いわゆる中層棟が並ぶ「団地」はかなりの数が残ることになります。
団地不動産的にはホッとしたところ。
府営や公社と違い、いい団地は生かしていこうという姿勢にURの矜持を感じます。



いい団地なだけに千里津雲台団地の全面建て替えは残念ですが同じクオリティで
より駅近の団地がある中ではおススメしづらかかった団地でした。
建て替えになるのもいたしかたなしでしょう。

千里高野台団地はすでに解体が始まっていますが、
千里津雲台団地の一部は定期借家で入居募集を継続しています。
建て替えの段取りがあるため3年しか住めない契約ですが
その分家賃は安くなっています。

千里ニュータウン最古の団地にこの機に住んでみるのも貴重な体験になるかもしれません。




■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org

2015年11月5日木曜日

千里ニュータウンで公団の設計のすごさを再認識するツアー

こんにちは、団地不動産の吉永です。

とある企画の下見で秋の千里ニュータウンを訪れました。

今回の目的は千里ニュータウンの団地の魅力を再確認することと
いままで千里ニュータウンを訪れたことがない担当者にその魅力を伝えることでした。

まずは千里青山台団地。
高原のような山岳都市のような巧みなランドスケープに関心しきり。


そして今回特に話題になったのはピロティの多用についてでした。
1階が要所要所で抜けていることで視線的にも人の流れ的にも
さえぎられることなく彼方まで抜けていく。これが千里青山台団地の肝だなと。







次に新千里東町団地へ。
千里ニュータウンの中では公団が一番最後につくった団地だけあって
千里青山台団地に比べてとてもこなれた感があります。
建物でこじんまりと囲まれた公園たちがするするとつながっていく様子は巧み。
公団ランドスケープの妙を見た思いです。




南千里に移って千里竹見台団地と千里津雲台団地へ。
千里津雲台団地は新千里東町団地の逆で千里ニュータウンの中で公団が一番最初に作った団地です。
歩者分離を教科書どおりパチッと切り分けた道の作り方はぎこちなく初々しくそこが愛おしい。




最後に建て替えが進む千里高野台住宅へ。
建物でぐるりと囲って中庭をつくり住民のコミュニケーションの場とし、
車を中庭に入らないようにして歩者分離を実現するというつくり。
こちらも教科書的な発想でつくったけど詰めが甘くて結果としてうまくいっていない。
中庭は広すぎて持て余され、後にかなりの部分を駐車場に使われて歩者分離でなくなるなど。
こう見るとやっぱり公団はすごいなと改めて思うわけです。





千里ニュータウン初心者の担当者は今回のツアーで千里ニュータウンの団地の魅力がよくわかった模様。
しめしめ。


■
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2014年7月20日日曜日

団地TOUR vol.40 『帰ってきた団地TOUR~千里竹見台団地・千里津雲台団地』


こんにちは、団地不動産の吉永です。
チーム4.5畳の主催で『帰ってきた団地TOUR~千里竹見台団地・千里津雲台団地』を開催しました。


団地ツアーは千里竹見台団地からスタート。




今回は団地愛好家とニュータウンマニアによるダブル解説付き。
早速、府営と公団の配置の違いや、昔の写真や地図を見ながら
地形や昔の集落とニュータウンの関係を比べるなどマニアックな話題が飛び交います。


千里津雲台団地でも到着するやいなや歩者分離の解説が始まります。


ちょうどお昼時だったのでピーコックでお弁当を購入。
UR都市機構さんの計らいで団地の集会室でのランチタイムとなりました。



床が無垢のフローリングだったり、
天井の照明が既製品をうまく使っていながらもうまくデザインされていたりと、
集会室も見所たくさんです。



次に千里津雲台団地の住戸を見学。窓からの眺めGOODです。 


窓が多くて明るいポイントハウスでは涼しい風が入ってきます。



URさんの解説付きで住戸見学中するという贅沢!

団地ツアー次回は8/31。住吉団地と千島団地をめぐります。
詳しくはこちら→《団地TOUR vol.42》『意匠団地対決~住吉団地・千島団地』 

2011年6月11日土曜日

千里ニュータウン団地内覧会へ:津雲台団地

こんにちは、団地啓蒙家の吉永です。
*
知り合いの付き添いで千里ニュータウンにUR団地を内覧してきました。



団地の部屋は特別な許可を得なければを見ることができない
と思っている方は少なくないのではないでしょうか。
大規模な団地については各団地に案内所があって
平日、休日問わず予約なしで内覧をすることができます。
この日もぷらっと観に行ってきました。

まずは千里津雲台団地。
車道と分離した遊歩道と公園が魅力の団地。
平日は集会所で案内をしてします。







案内所で手続きをして地図など資料をもらっていざ部屋へ。



まずはポイントハウスの4K住戸へ。
元は3DK住戸に洗濯室と部屋を一室付け加えた間取りです。
どの部屋にも二つ窓があって開放的。これ魅力です。
昨今のマンションでは窓が無い部屋も平気でありますからね。

キッチンの横にはバルコニーが。
ゴミを一時置くには便利ですね。簡単な家庭菜園もできるのでは。
このバルコニーからの眺めがまたいい。

お風呂には小さなバルコニー付き。
扉からこのバルコニーに出ることもできます。
この扉を開けて緑を眺めながら入浴…は気持ちよさそう。
















2010年7月27日火曜日

公団OBと行く千里ニュータウン公団団地 その3

その2からの続き

つづいては千里津雲台団地。





一見普通に建物を並べているようでいて、
すこしづつ建物同士をずらしたり、公園を挟んだりして
空間に変化をつけたり、自然とヒューマンスケールをもつ
まとまりができるように仕組んであるのだとか。

これが千里ニュータウンの公団団地マジックの種明かし。