2025年4月5日土曜日

分譲団地販売情報|富田第2住宅61号棟|リノベ向き物件、南向き角部屋眺め良し、400万円

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。
団地不動産ホームページに分譲団地の販売情報をアップしました。

団地不動産おすすめの分譲団地、富田第2住宅リノベ向け物件の情報です。団地内の相場よりもお手頃な価格で、リノベーションを前提に団地購入を検討されている方にとって魅力的な物件です。下記リンクからご確認ください。

富田第2住宅61号棟|リノベ向き物件、南向き角部屋眺め良し、400万円



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2025年4月1日火曜日

団地リノベーション設計の進め方|間取り案は複数出してもらうことがおすすめ

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

2回目の打ち合わせでは、初回の打ち合わせ内容を踏まえ、設計者から計画案が提案されます。できれば、異なる特徴を持つ複数のプランを出してもらいましょう。希望を反映しつつ、性格の異なる案があると、自分が本当に望む暮らし方が見えてくることがあります。


どちらのプランを選ぶか迷うでしょうが検討する過程で、まだ言葉にできていない理想やこだわりに気づくことができます。また、設計者にとっても、依頼主がどの案を選ぶのかを通じて価値観や優先順位をより深く理解する機会になります。


例えば、上の2つのプランでは、どちらもダイニング側にカウンター付きのシンクを配置し、背面には家電置き場と収納を設けています。しかし、右のプランは左のプランに比べて背面収納が広く取れる一方で、キッチンの窓がコンロの後ろになり、開閉がしづらく、油汚れのリスクもあります。どちらを選ぶかは、暮らし方や価値観によって変わります。


最初から選択肢を狭めず、さまざまな可能性を検討することで、後悔の少ない住まいづくりができます。設計者との対話を重ねながら、自分にとって最適なプランを見つけていきましょう。

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2025年3月24日月曜日

団地リノベーション設計の進め方|初回打合せですること その2

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

最も大切なのは、「ここでどのような暮らしをしたいのか」を設計者にしっかりと伝えることです。そのためには、どのように伝えればよいのでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。


1. 思いつくことをすべて伝える
まずは、思い浮かぶことをすべて伝えることが重要です。要望の数が多くても問題ありませんし、それぞれが矛盾していても構いません。設計者にとっては、後から小出しに伝えられるよりも、最初にまとめて伝えられたほうが、全体の設計をスムーズに進めやすくなります。


2. 家族全員の希望を一つにまとめる必要はない
家族それぞれの希望を出しましょう。家族とはいえ、好みや価値観は異なります。無理に意見を一つにまとめることで、誰かが我慢を強いられ、その結果として計画が滞るケースを多く見てきました。そうならないためにも、全員の希望をまずはリストアップし、優先順位をつけたり、折り合いをつけられる設計を考えたほうがよいのです。


3. 必ず文章にして伝える
口頭だけで伝えると、伝え間違いや聞き間違いが発生しやすく、後々「話が違う」といった食い違いが生じることがあります。文章が苦手な方は、箇条書きでも構いません。文章にしておくことで、こうした問題を防げるだけでなく、自分自身の要望を整理する効果もあります。


理想的には、打ち合わせの前にメールなどで要望を送っておくと、当日の打ち合わせがよりスムーズに進みます。ぜひ、実践してみてください。

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2025年3月19日水曜日

団地リノベーション設計の進め方|初回打合せですること その1

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。
設計を頼むところが決まり、初回の打ち合わせですべきことを見ていきましょう。


まずはリノベーションをするお部屋で打ち合わせすることをおすすめします。真夏や真冬で長時間いるのが難しい場合は途中で場所を移してもいいでしょう。

実物が前にあるのであなたも設計者もイメージを共有しやすくなりますし、できることできないことがその場で判断しやすくなります。初めて会う人を案内するのは…、まだ話が進んでいないのに…と思われるかもしれませんが話をスムーズに進めるためには必要です。


予算、工期、そしてここでどういう暮らしをしたいかを設計者に伝えます。予算については希望の金額と、頑張れば出せる金額の両方を伝えておくとよいです。希望の金額しか伝えないと希望している住まいのスペックに釣り合わない場合、残念な仕上がりになることがあります。
工期についても同様です。間に合わせるために突貫工事になるようでは仕上がりが不安です。


完成してからこれならもう少しお金が出せたのに…そんなに急がなくてもよかったのに…と後悔しないよう2段階伝えておいた方がよいのです。設計者は予算と工期の中で依頼主の希望を叶えようと一生懸命考えます。実力を出し切ってらもうためには正直なところを伝えるのは必要なことなのです。

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2025年3月11日火曜日

団地リノベーション設計の進め方|設計事務所に頼むか、リフォーム業者に頼むか その2

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

前回のつづきです。
設計事務所、リフォーム業者それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。


設計事務所を選んだ場合、施工は別の施工会社に頼むことになります。ここに何のメリットがあるかというと、第三者の視点で施工会社の見積もりや工事のチェックをしてもらえるということです。設計も工事も一つの会社の場合では期待できないことです。その分、工事費用の他に設計工事監理料を支払う必要がありますが、きちんとチェックしてもらえるならば費用対効果は十分あります。引き渡し後に瑕疵などのトラブルが発生しても、施工業者との間にプロが入ってもらえることはとても安心です。


リフォーム業者を選んだ場合のメリットは相談窓口が一つになるということです。特に物件探しからワンストップで行っているところは、竣工までの労力が他と比べてずいぶん違うでしょう。忙しい方には便利でしょう。一方、工事が身内で行われることから工事のチェックや竣工後のトラブルへの対応は甘めになりがちなことを知っておきましょう。


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