2025年8月13日水曜日

団地リノベーションの設計の進め方|団地DIYリノベで取り入れやすい塗装

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

前回DIYをリノベーションに組み込む際は、設計段階で「目的は節約か思い出作りか」、そして「どれくらい作業に時間を割けるのか」を考えておくことの重要性についてお話ししました。今回は、リノベーションにDIYをうまく組み込むためのポイントをご紹介します。


DIYの中でもっとも取り入れやすいのは「塗装」です。油性塗料はシンナー臭が強く、刷毛の後処理や余った塗料の保管が難しいのに対し、水性塗料は臭いが少なく、水で洗えて、納戸などで手軽に保管できます。

白色塗装ではロックペイントのビニロックです。少し高くなりますが、調湿性を求めたいならチャフウォールもおすすめです。いずれもローラーや刷毛で簡単に塗ることができます。


木部の仕上げには、着色をするなら「オイルステイン」、色を付けない場合は「蜜蝋ワックス」がおすすめです。蜜蝋ワックスはスポンジで拭き掃除のように塗れるため、初心者やお子様でも扱いやすいのが魅力です。



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