前回に引き続き配管を目立たせない工夫を紹介しましょう。
下の写真の例では、便器の位置を変えたためそのままでは曲がりくねった配管が露出してしまいます。かといってそれを隠すために壁を設けるとトイレが窮屈になってしまいます。ここでは配管が隠れる腰の高さまで壁を設け、その上を台にしました。。これであれば窮屈さは感じませんし、お花や絵を飾ることができます。台の下にはトイレットペーパーや洗剤を置くスペースも設けました。さりげなく配管を隠しつつ、その場に必要なものを設けるというテクニックです。
どうしても露出させざるを得ないときは、くねくね曲がらせず真っすぐ通るようするとインテリアの中で違和感なく露出させることができます。下の例では付鴨居に沿ってテレビの配線を通しています。配線カバーをつけていますが、付鴨居も白く塗っているので存在があまり気になりません。
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