前回のつづきです。
設計事務所、リフォーム業者それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。
設計事務所を選んだ場合、施工は別の施工会社に頼むことになります。ここに何のメリットがあるかというと、第三者の視点で施工会社の見積もりや工事のチェックをしてもらえるということです。設計も工事も一つの会社の場合では期待できないことです。その分、工事費用の他に設計工事監理料を支払う必要がありますが、きちんとチェックしてもらえるならば費用対効果は十分あります。引き渡し後に瑕疵などのトラブルが発生しても、施工業者との間にプロが入ってもらえることはとても安心です。
リフォーム業者を選んだ場合のメリットは相談窓口が一つになるということです。特に物件探しからワンストップで行っているところは、竣工までの労力が他と比べてずいぶん違うでしょう。忙しい方には便利でしょう。一方、工事が身内で行われることから工事のチェックや竣工後のトラブルへの対応は甘めになりがちなことを知っておきましょう。
■お問い合わせ先 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 お問い合わせフォームはこちら→