前回の投稿「団地を買ってリノベで最短何日で入居できるのか」のつづきです。
なるべく早く入居したい場合の物件購入の工夫について。
東大路高野住宅のリノベーションでは
購入から設計、工事期間を入れて2か月で入居する予定で進めています。
間取りも設備も入れ替えるケースでこの工程はむずかしい。
そこで次のような戦略に出ました。
1:改装しなくてもそのまま住める物件を購入する
2:2,3週間でできる程度の工事（一期工事）を済ませていったん入居する
3:住みながら残りの箇所を工事（二期工事）を進める
購入したお部屋は現役で設備が使えましたし
内装もクリーニングすれば住める状態でした。
住める状態までにする工事の期間がこれで節約できます。
購入額は当初の想定よりかかりましたが、
工程のことを考えると十分にペイします。
設計ではお客さんのご希望する改装内容を整理し、
設備機器や家具、建具の入れ替えなど住みながらでもできることはなるべく二期工事に
解体や塗装など住みながらは避けたい工事は一期工事に分けました。
これで設計に少なくともひと月程度かけられます。
一期工事中に二期工事分のことを考える時間もありますので
落ち着いてゆっくりと新しい住まいのことを考えることができます。
また今回は新型コロナウィルスの関係で設備機器の納入時期が不安定でしたが、
二期工事にまわせたことで納入状況の好転を待てるという利点もありました。
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このように工期を踏まえて物件購入から設計、工事監理までワンストップで
行えることが団地不動産の強みです。
同様なケースがありましたらぜひご相談ください。
■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org
