団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。
9月も末を迎え、年内・年度内の転居先をお探しの方からお問い合わせが増えてきました。
団地は空きがあるからまだまだ大丈夫と思っている方に向けて毎年恒例の記事を再掲します。
今年もいよいよあと二ヶ月ばかり、そして年度も後半に突入します。
新年や来年度に向けて新居について考え始める時期ではないかと思います。
中には団地に住み始めようと考えている方もいると思いますが、
「団地なんて空き家ばっかりでしょ。買うにしても借りるにしてもすぐ見つかるよ」
「買ってリノベーションするにしても大掛かりに変えるつもりはないから大丈夫」
と思っているあなた。急ぎましょう!その考えは甘いです。
なぜそうなのか?ではどうすればいいのか?について
賃貸の場合、分譲を買ってリノベーションをする場合で2回に渡ってお話しましょう。
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まずは賃貸の団地の場合。
団地は空き家ばっかりと思っていると大間違いです。
まず、都市の中心部から歩いて通えるような位置にある団地は大抵満室で空いていません。
なぜなら人気が高いから。
多少古くても立地がよくて相場より家賃が安く
しかも民間の賃貸住宅に比べて安心できるとなれば人気があるのも当然です。
例えば大阪市の福島区にある鷺洲第二団地もそんな団地のひとつです。
いままで数組のお客さんをお世話しましたが2,3ヶ月は待たないと空きが出ません。
また人気が高いので空きが出ても競争が激しく一般の方が確保するのはとても大変です。
中心部から離れれば大丈夫ではないかと思われるかもしれません。
例えば千里ニュータウンの団地を調べると常時空きがあります。
しかし、最上階はいやとか駅に近いほうがいいなと思って
選び始めるとそのような条件のいい部屋はすでに埋まっていることが往々にしてあります。
つまり条件にピタリと合う団地を見つけるのには意外と時間がかかる。
だから探し始めるなら早いに越したことはない。
年内に見つけたい、ましてや引っ越したいとなれば今から探し始めた方がよいでしょう。
団地不動産がそのお手伝いをいたします。
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■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org