2016年3月1日火曜日

伝説の公団住宅 西長堀アパートの内覧会

こんにちは、団地不動産の吉永です。

リニューアル工事を終えて復活した伝説の公団住宅
西長堀アパートの内覧会に行ってきました。

司馬遼太郎、野村克也、森光子など高度成長期のセレブたちもかつて住んでいたり
現代美術家吉原治良氏の壁画がエントランスに飾られていたりと
当時としては超高級アパートです。





今回募集に出された住戸はデザインや改修のスペックによって3タイプ。
「STAY+」「VINTAGE SIMPLE」そして一般改修。

団地不動産としてはこの中の「STAY+」タイプがおすすめ。
オリジナルのよさを生かしつつレトロにおぼれていないバランスのよさに好感を持ちました。
設備もデザイン面を考慮しながら現在のものに入れ替えられています。
都心の一人暮らしor二人暮らしにはちょうどよさそうです。


「VINTAGE SIMPLE」はよりオリジナルの木目を生かしたインテリアはいいのですが
キッチンが貧弱で自炊をする方には向かなさそう。


一般改修の住戸はキッチンの換気扇がついていない上、お湯が出ないので不便ではありますが
その分家賃は安いので自炊をしない方、家には寝に帰るだけという方にはちょうどよいかもしれません。
セカンドハウスとしてもよさそうです。


また、賃貸には出されないのですが保存住戸として
完成当時オリジナルのインテリアが再現されているお部屋もありました。
和室と板間のキッチンが無理なく隣り合う感じはなかなかよいです。
白鷺団地のようにこちらも賃貸に出してほしいものです。


西長堀アパートは都心で駅にも近く家賃もリーズナブルなので
その歴史性を差し引いても良物件に間違いありません。
実際、今回の募集の抽選会は相当盛り上がったようです。
今回の募集は抽選でしたが以後は他同様先着順になると思われます。
超人気物件となれば滅多に空きが出ないし、空きが出てもパッと
埋まってしまうことが予想されます。
団地不動産はそれでも住んでみたい…という方のお力になれると思います。
ご希望の方はお声掛けください。


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