こんにちは、団地家の吉永です。
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『団地名勝見て歩き』の後、
実際の団地で竣工当時の暮らしを再現している
佐竹台タイムスリップ館を見学してきました。
玄関から団地の匂いがプンプンしてきてそそられます。
そしてのっけからこの牛乳箱でノックアウトです。
家具から何から忠実に再現してあるので友達の家に
遊びに来たような雰囲気です。
案内してくれているボランティアの方が自分の親くらいの年齢なのが
まるで友達のオトンオカンみたいでなおさら友達んち感が強く感じられます。
昔、お住まいだった方も結構来ているようで
“あぁ、うちもここに勉強机置いていたなぁ”と思い出話をされていました。
まぁ、それを僕は耳をだんぼにして聴いているわけです(笑)
佐竹台タイムスリップ館は建替え予定の府営団地を利用しています。
このころの府営団地は後に風呂ともう一部屋を増やす為に
バルコニー側に部屋を増築しているのですが、そちらは
資料室のようになっていました。
竣工当時の写真やおもちゃや当時のパンフレットを展示。
当時の新聞も紹介していました。
地域新聞「千里タイムズ」ではなんとお住まいの方々の
名前が掲載されていました。今では考えられないことでびっくりです。
当時の暮らしの道具も展示されていました。
足踏みミシンや豆炭アンカなど。
そんな佐竹台タイムスリップ館。資料的にも面白いのはもちろんのこと
単純に和むいいスペースです。次の開館は11月25日の一日のみ。
場所は府営千里佐竹台住宅B39棟 202号室。
このチャンスを見逃す事なかれ。
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