こんにちは、団地家の吉永です。
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前回の投稿でお知らせした無印良品の家のホームページでの
「団地について」のアンケート募集に回答しました。
自由記入欄があったので思いのたけを以下の通り書いておきました。
私たちは団地の住空間としての魅力を広く伝えるべく団地愛好家と
プロジェクトDというチームを組んで活動しています。(中略)
その経験から考えるに、
(1)まず良質な団地により多くの人々を連れて行き団地の魅力をよく知る住民や団地愛好家の話を聞いてもらうことが一番の近道と考えます。「団地は貧しい人たちが住むところ」という思い込みを公営団地と公団団地の違いをきちんと伝えることにより払拭し、高齢化は快適さの裏返しであることを理解してもらうことも重要です。いくらきれいにリノベーションしても団地に対するイメージを変えなければ効果はありません。
(2)またUR団地は今のままでも住環境として十分魅力的であり大きなリノベーションを行わなくてもよいと考えます。実際に団地を内覧して住むことをあきらめた人のその理由は洗濯機置き場がないがほとんどで、その他の設備の古さや間取りや鴨居の低さなどはマイナス要因になっていません。中には古いディテールや仕上げを気に入って住んでいる人もいるくらいですから安直なリノベーションは改悪になりかねません。一部の設備を直しリペアすれば昔のままでいいのです。
(後略)
さて、みなさんはどのようにすれば団地再生がかなうと思いますか?
より多くの方々の意見を聞いてみたいのです。
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