2025年10月7日火曜日

団地リノベーション工事費を抑えるコツ|“壊さない”という選択で、リノベ費用はまだ下げられる

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

見積もりが予算オーバーしたとき、質を落とさずに工事費を削減する方法を数回にわたってご紹介しています。今回紹介する方法は、「解体する箇所を減らす」です。


たとえば既存の床がしっかりしていて、出入口の高さにも余裕がある場合は、今の床の上に新しいフローリングを重ね張りするという方法があります。
このやり方なら、床や下地を解体する費用だけでなく、新しい下地を作る費用も節約できます。床面積は広いため、その効果は意外と大きいものです。


また、間取り変更のために壁を撤去するケースもよくありますが、もし壁を10センチほど動かすだけなら、現状の壁を残したまま間取りを再考してみるのも一案です。
壁を壊すと、周辺の床や天井も補修が必要になるため、その分のコストが増えてしまいます。


さらに、スイッチやコンセント、照明位置を変えるために壁や天井を解体することもありますが、部分的な撤去や既存位置の活用で対応できる場合もあります。


このように解体範囲を減らすことで、解体費も新たに床壁天井を作り直す費用も省けます。
仕上がりの質を落とすことなく、コストダウンを実現できる、非常に効果的な方法です。

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