こんな本を見つけました。団地の一人暮らしを楽しんでおられる87歳女性の日々をつづった本です。高齢の方にも団地をおすすめしている団地不動産としてはうれしい本です。
子供たちが町から去って人口が減ることで高齢化率が上がっている。これは子供たちが帰ってきたくても団地を気に入った親世代が長く住み続けるため空きがない、というケースも考えられるかもしれません。つまり快適すぎて高齢化するということもあるのではと。URのOBの方に話をうかがうと15年を過ぎても住み続ける人がこんなにいると思わなかったそうです。高齢化は実は快適さの裏返しなのかもしれません。
以前に一戸建てを売って団地に越してきた方に話を聞いたことがあります。子供たちが出て行って広すぎるので団地に移ったというご夫婦になぜマンションではなく団地なのですか?と尋ねると
「スーパーや病院が近いので便利」
「駅から遠いけど通勤しないので困らない」
という返事が返ってきました。URの方にも同じような話を聞いたことがあります。大阪の高槻市にある玉川橋団地は最寄り駅までバスで通勤はやや不便なのですが同じ理由で高齢の方に人気なのだそうです。
また、何十年も団地にお住まいの方に話を聞くとほとんどの方が「こんなに住みやすいところはない。出て行きたくない」と言います。千里ニュータウンなどでは高齢化率は上がり人口は減っているが世帯数はほとんど変わらないケースが見られます。
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| 千里ニュータウンの現状(2006年) |
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建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一
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