2020年6月8日月曜日

団地でリモートワーク

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。 

緊急事態宣言後もリモートワークが継続している方も少なくないと思います。緊急的にリビングの片隅で作業をしていたけど、長く続くのであればきちんと仕事ができるスペースを確保しなければとお考えではないでしょうか。では団地でリモートワークのためのスペースを得ることはできるのでしょうか。

UR賃貸の場合、事務所として使うのはNGですが自宅としてリモートワークに使用するのは問題ないと思います。団地によっては普段は居住しないでもセカンドハウスとして借りられる制度もあります。


UR賃貸ならば民間のワンルーム程度の家賃でより広く環境のいい部屋が借りられます。また礼金や更新料がかからないので借りるときはもちろん長期的に借りる場合もコストを抑えられます。  解約も半月前につたえればOKですし、何カ月以上借りないといけないというような縛りもありませんからいつまで借りるかわからない方にはちょうどいいでしょう。


次に分譲団地を住まいを兼ねた事務所ーSOHOにリノベーションした事例を紹介しましょう。依頼主様はフリーのデザイナーです。事が大きくなるにともなって住居のままの間取りやしつらえに不便を感じられて改装を依頼されました。



改装前は暮らしと仕事の場所が混然一体となっていました。暮らしのためのスペースと仕事のためのスペースをきっちりわけつつ、ゆるかやに空間がつながるように間取りを変えています。
改装前平面図

改装後平面図

南側にゆったりと仕事スペースをまとめ北側にコンパクトに暮らしスペースを設けました。風通しがいい団地の間取りを生かして両スペースは緩やかにつなげています。間取りにメリハリをつけることで不便なところは改善し快適なところは活かすリノベーションです。

 詳細はこちら→長岡京の団地SOHO


■家賃および販売価格相場、住所、治安、評判などこの団地について詳しい情報は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:072-683-6241 mailto:yoshinaga@ysng.org