2018年9月8日土曜日

【再掲】団地は大きな地震でも大丈夫か?

団地に詳しい建築家、団地不動産の吉永です。

北海道胆振東部地震において被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

ここ数日、Yahoo!知恵袋などを見ると
団地は大地震でも大丈夫なのかという質問を多く見かけるようになりました。
そこでUR賃貸の耐震性について以前に書いた記事を一部再掲します。
UR賃貸住宅ホームページの情報を元に紹介します。


●阪神淡路大震災と東日本大震災の折のUR賃貸住宅の被害はどの程度だったのでしょう。

UR賃貸住宅のホームページでは以下のように紹介されています。
平成7年1月に発生した阪神・淡路大震災では最大で震度7の大規模地震を経験しましたが、UR賃貸住宅では、住宅階に大きな被害を受けた事例はなく、ごく一部の棟でピロティ階の柱の破壊が見られたものの、人命に係る被害はありませんでした。また、平成23年3月に東日本大震災が発生しましたが、住宅階及びピロティ階ともに大きな被害を受けた事例はありませんでした。

古い団地であっても大丈夫だった理由については

旧耐震基準で建設したUR賃貸住宅においても、大震災時にも大きな被害を受けなかったのは、旧耐震基準上必要とされる耐震性を確保していることに加えて、1戸1戸の住宅の境に耐震上有効な壁が規則的に配置されていることによって、安全上の余力があったためと考えられています。
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UR賃貸以外の団地では事情が異なりますが
阪神淡路大震災の折は「団地」と聞いてイメージする
5階建ての四角い団地はUR以外でも大きな被害は受けなかったと聞いています。
今お住まいの団地の耐震性については事業主に問い合わせてみてください。
以上参考になりましたら幸いです。

そのほかご不明な点は団地不動産までお問い合わせください。 建築家不動産 団地不動産担当 吉永健一 tel:090-5139-8769 mailto:yoshinaga@ysng.org