2013年7月26日金曜日

「京都女子大学×UR洛西NTリノベーションプロジェクト」コンペ、学長賞案がなかなかいい

こんにちは、団地不動産の吉永です。

京都女子大学の学生たちが
洛西ニュータウンの団地のリノベーションについて
提案するプロジェクト
京都女子大学×UR洛西NTリノベーションプロジェクト」の
コンペ結果がURのホームページ上にて発表になりました。

なかでも学長賞の作品は団地のよさを
大胆な形で生かしていてなかなかよいです。
壁を取り払って部屋を広く使うというのは
団地のリノベーションではよく見かける提案ですが、
このコンペの学長賞の案では
真ん中に大胆に土間が突っ切っています。

ワンルームに近くすると
団地の風通しのよさは活かせるのですが
部屋のメリハリがなくなってしまいます。
団地オリジナルのプランは襖という
可動の間仕切りを設けることで
開放的でありつつケジメはキチンとつけられる
設えになっていました。
学長賞の案では土間がその役割を果たしているのではと。

そして土足で通れるところが部屋の奥深くまで
入り込んでいることでいままでにない
団地の暮し方も期待できそうです。

学長賞などコンペの結果はこちら→