来週、津端修一氏さんにお話をうかがいに行きます。
これを読んで世の中の人は
“誰それ?”という人と
“おおおおおおおおおおおおお!”という人
二種類に分けられます。
後者は間違いなく“団地マニア”です。
津端さんは公団(現UR都市機構)団地の歴史を語る上では
欠くことのできない方です。
それは公団発足時に主要なメンバーとして関わっていただけでなく、
公団団地の伝統である森のような屋外空間の基礎を
築き上げた人だからです。
高度成長期は切実な住宅難から住戸をバンバン作ることが
要請された時代です。公団というその先頭に立つ組織の中で
一軒無駄とも見える“えたいの知れない緑の空間”の必要性を説き、
実現させたことはすごいことです。
現在は公団を離れ、自身が手がけた高蔵寺ニュータウンにて
キッチンガーデンのある暮らしを提唱、実践し続けています。
新築住戸着工数が激減している現在、
少し建てる事から離れて津端さんのお話に耳を傾けることは
大きな意味があると思います。来週お会いできることが
とても楽しみです。
※このブログを見て津端さんの連絡先を教えて欲しいというご連絡を度々いただきますが、
当方一切お答えいたしかねますのでご了承ください。