こんにちは、団地不動産の吉永です。
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とある団地企画の打ち合わせのため横浜へ。
せっかくなので打ち合わせメンバー(中津秀之さん、篠沢健太さん)で
団地を廻りましょうということになり金沢シーサイドタウンをぶらぶらして来ました。
お二人ともランドスケープの専門家ですし、
中津さんが大学で金沢シーサイドタウンに関わっているということで
贅沢な解説付きの団地巡りとなりました。
金沢シーサイドタウンは今まで見た中で一番きっちり計画された団地という印象です。
他の団地だとどこかやり切れていないところや隙があったりするけど、
住棟やスケール、建物の密度、各施設の混在具合など思いっきりやっているなと。
路地的な歩道や変化に富むランドスケープ、高さや形が違う住棟がうまくミックスされて
団地というより集落に近いイメージで、結構好きな人は多いのではと。
一方びしびし計画されているからか、ちょっと息苦しい感じも正直あり。
きちんと計画されながらもどこか突っ込みどころのある団地が自分は好きなようです。
唯一ほっとできたのは船だまり。
なんでこんなところに唐突に池があるのだろうと思ったら
富岡八幡宮の祭事のために作られたのだとか。
団地はこういうちょっとした隙があるくらいが愛おしいのかもしれません。